座りがちな行動が若年発症大腸がんのリスクを高める可能性

Sedentary Behaviors, TV Viewing Time, and Risk of Young-Onset Colorectal Cancer

Nguyen LH, et al.: JNCI Cancer Spectr. 2018 Nov;2(4):pky073.

背景:50歳以前に診断された大腸がんまたは若年発症型大腸がんは、原因不明の病因で世界的に増加している。座りがちなライフスタイルは、50歳以降の大腸がんの危険因子であるが、若年発症大腸がんにおけるその役割は不明であった。

方法:我々は主にテレビ(TV)を見ている時間などの座りがちな行動、および看護師の健康調査II(25歳から42歳まで)(1991-2011)の89 278人の女性の間の若年発症大腸がんのリスクを評価した。相対リスクと95%信頼区間(CI)はCox比例ハザードモデルを用いて推定した。統計検定は両側である。

結果:我々は118例の若年発症大腸がんを1 262 540人年以上記録した。座りがちなテレビ視聴時間は、肥満や身体活動を含む推定上の危険因子を調整した後、若年発症大腸がんのリスク増加と統計的に有意に関連していた。 テレビ時間が7時間の集団と7.1〜14時間の集団を比較すると、多変量の相対リスクは1.12(95%CI :0.72〜1.75)であり、さらに14週間の集ではさらに増加した(相対リスク1.69 [95%CI: 1.07〜2.67] 、Ptrend=0.03)。この関連は、大腸がんの家族歴のない参加者の間で観察され、直腸がんでより顕著であった(週当たり14時間超と7時間未満を比較した相対リスク:2.44、[95%CI:1.03〜5.78]、Ptrend = 0.04)。太りすぎまたは肥満者はではより顕著である可能性がある。

結論:運動と肥満とは独立して、非活動の生活様式の代替とした長時間の座りがちなテレビ視聴時間は、特に直腸の若年発症大腸がんのリスク増加と関連していた。本調査結果は、活発なライフスタイルを維持することの重要性に関するさらなる証拠を示すものである。

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